90年代初頭からプロデュースに専念してきたs-kenが、25年ぶりに7枚目の自らのアルバムを完成させた。全12曲、プロデュース、ヴォーカル、作詞、作曲、基本アレンジを担当。年を重ね、今まさに年老いていく波乱万丈なドラマと、s-kenの音楽ルーツと言うべきニューオリンズファンク、R&B、スカ、ブガルー、NYパンク、ヒップホップ、ルンバロック、ヌーベルシャンソンなど選り抜きのHipなサウンドエッセンスをブレンドした、古今東西、前例のない作品に仕上がった。レコーディングにはs-kenの長いキャリアに関わり合いのあった旧友の細野晴臣から、新鋭の前田サラまで総勢34人の日本を代 表するミュージシャンの精鋭たちが駆け付けた。
まずは80年代のクラブシーンを席巻し数年前、全アルバムが再発されたエスケン&ホットボンボンズ(vo:s-ken、g:窪田晴男、per:ヤヒロトモヒロ、dr:小田原豊、b:佐野篤、key:矢代恒彦、tp:多田暁)のメンバー全員。それに旧友の細野晴臣(b)、竹中直人(cho)、ウルフルズのトータス松本(cho)、蓜島邦明(key,cho)、スティーブエトウ(per)、増井 朗人(tbn)。東京スカパラダイスオーケストラの北原雅彦(tbn)、谷中敦(bari sax)、GAMO (tenor sax)、NARGO(tp)。そして、現在まで107作におよぶプロデュースワークに絡んだ、元スーパーバタードッグの竹内朋康(g)、Meg(cho)、元PE’Zのヒイズミマサユ機(p)と門田”JAW”晃介(tenor sax)。宮川剛(dr)、つのだりゅうた(b)、福澤和也(g)、山口美代子(dr)、小林創 (p)、Tiger(cho)、堀越雄輔(g)、久和田佳代(cho)、 前田サラ(alto sax,tenor sax)などなど総勢34人。
1.酔っ払いたちが歌い出し、狼どもが口笛を吹く
2.ジャックナイフより尖ってる
3.千の目、友にはふさわしき贈り物を
4.答えはNO!
5.HEY!TAXI!AMIGO! ※ヒイズミマサユ機参加曲
6.夜を切り裂くテキーラ
7.オールドディック
8.最高にワイルドな夢を
9.月に吠える犬
10.泥水の中で泳ぐ鮫たち ※ヒイズミマサユ機参加曲
11.嵐のなか船は出る
12.鮮やかなフィナーレ